初めて出産を迎える方は「どのくらい痛いのかな?」「どういう経過を辿っていくのか分からないので不安」「どうすれば安産で無事に産まれてきてくれるか?」「何時間、痛みに耐えればいいの〜?」など思う方がいると思います。私も実際そうでした!
3人出産してみて、同じ経過を辿ることは一度もありませんでした。結果的に言うと、1人目は12時間、2人目は3時間、3人目は5時間かかりましたが無事に生まれました。
3人の出産を経験して、呼吸と骨盤の重要性を知ったので、これから出産する人不安でたまらない人に少しでもお役に立てたらいいなと思いこの記事を書かせてもらいます。
初めての妊娠期間
この当時、私は26歳でした。
今思い返すとまだまだ若造で、出産に対してあまりよく分かっていませんでした。とにかく早いうちに子供が欲しいと思っていました。なので妊娠していると分かった時はとても嬉しかったです。
でも何もかも初めてだったので、健診が待ち遠しくてスケジュールを組むのも楽しんでいました。健診で心音を聞くまでは毎回不安もありましたが
ちゃんと心臓動いているかな?
大丈夫かな〜?
早く健診の日にならないかな〜?
こんな塩梅で毎日毎日過ごしていました!
どんどんお腹も大きくなっていき、胎動を感じるようになってからはその不安は少し消えました。
が、今度は・・・
あれ?
胎動がないけど大丈夫かな?
寝てるだけかな?
なんてことをしょっちゅう思っていました。そんなこんなでなんとか乗り越え、臨月突入しました。大事に大事にあまり動かない方が良いのかな?と勝手に思っていました。
ところが、臨月に入った頃に先生が
いっぱい歩いていますか?
いっぱい歩いて良いですよ!
ん?歩いて良いの?めっちゃ大事にし過ぎた〜出産は体力勝負だから、確かに歩いた方が良いよな〜もっと早く言ってよ〜
なんて思いながら、その日から毎日2キロくらい歩くようになりました。重いし、暑いし、早く会いたい。早く出てこーいと思いながら毎日歩いていました。
そんなある夜、「なんか痛いぞ?」
これは陣痛なのか?とりあえず、間隔をみてみると15分なのかな?これ陣痛?よく分かんないよ〜?少し間隔縮まって10分おきに来てる?でも、15分になったり?これは一定ではないから違う?
でも痛いな〜
明け方4時ごろこんな感じで目が覚めていて、とりあえず10分くらいが何回か続いた時に病院に電話をしました。
とりあえず来てくださいと言われて病院へ行きました!
フライング一旦帰宅した
病院に着くなり、今までの健診などでは関わっていない助産師さんばかり
これは陣痛なのか?知っている人がいないな〜?という不安の気持ちでいっぱいでいると
なんと陣痛が徐々に引いていき、ついに無くなってしまいました・・・
助産師さんに伝えると、院長先生が診察してくれて、
もうすぐなのは間違い無いけど
今、痛く無いならまだだな
このままここに居ても良いけど
1回帰っても大丈夫だよ
でも今日の夜にはまた来る事になると思うよ
家で安静にしててね
と言われました。「うわ!やっちまった!」「フライングやん!」と内心思い恥ずかしいわ〜
陣痛はわからん
と思いながら、帰ることを選択しました!
帰り際に助産師さんに、「さっき先生は安静にしててねと言ったけど、歩いていいからね!」「むしろ歩いた方がいいよ」と言われました。どっちやねん。と心の中でツッコミを入れながら、歩くことを選択しました。
実家に戻って旦那と二人で私が通っていた小学校まで当時使用していた通学路を使用して歩き、夜の19時頃にまた旦那と自分の家の近くを歩いたりしました!
歩いているとなんかまた痛みが出てきました。
でも、またフライングは嫌なので今度は8分間隔あたりまで待ってみました!
病院へ電話したら、「来てください!」となり、夜の21時頃入院しました!!
初めての出産
夜の時間帯だったので、病院は開いておらず、玄関のインターフォンを鳴らすと助産師さんが迎えに来てくれました。そこにいたのは顔見知りの助産師さんでしたーー!ホッとしまくりの私は痛い〜と言いながらいきなり分娩室へ通されました。
「出産する人が少ないからここでいいよ〜」と言われるがまま、されるがままにいろいろ着けられたりしました。立ち会いを希望していたので、旦那も一緒に部屋へ。
何もかもが初めてだったので、「少し耐えれば出てくるんだろう」くらいに思っていましたが、道のりは遠かった・・・
まず、入院した時は子宮口が2センチだね〜と言われました!!「え?こんな痛いの何回も耐えたのに2センチしか開いてないの?」「まぢかよ〜」という絶望感
旦那が陣痛が来るたびに仙骨や尾骨の辺りをゴルフボールで押さえてくれていました。これやってくれるだけでめっちゃ楽でした!そんなこんなでどれくらい経ったかわかりませんが、もう痛くて耐えられない!
「早く出てきて〜」と願いもこめて助産師さんがまた、子宮口を測ってくれました。
ん〜4センチかな!!
え?まだ4センチなの?
もう耐えられないよ〜やばいよ〜
と内心思いながら、希望を込めてその助産師さんに「大体何時ごろ生まれますか?」と尋ねました!
今の進み具合でいくと〜「大体朝の9時くらいかな〜?」「それまでに産まれたらいいなぁ〜」と教えてくれました!!
聞いた時刻が大体3時ごろだった気がするので
うわ!まだまだあるやーーーん!!
でもゴールが見えたから耐えられるかも?
という希望も持ちつつ、痛い中でも冷静になぜかってことは今陣痛が7〜8分間隔だからー
1時間に7〜8回だとしてー
あと20回くらい?(最後雑〜)笑
しかも、今の痛みより2段階くらい強くなるよー
とも言われ、
まぢかよー
今でもこんな痛いのにそれはあり得ないでしょ!!と半信半疑でいたら、本当にどんどん痛みが強くなっていきました。「こんなに痛いの聞いてないよーーー」と思いながら、赤ちゃんは全身で陣痛を耐えていると母親教室で言われたことを思い出し、それに比べれば私は骨盤周りだけ!まだマシか!!と耐えていました。
その上記のような骨盤が動くのを感じられるのも出産の醍醐味でもあると思います。
私が感じたのは、メリメリメリと音がしていました。多分骨盤が動く音だと思いますが、どんなに動かそうとしても動かない骨盤がホルモンの影響だけで、こんなに動くようになるなんて、出産って本当にすごいなと思いました。
そんなこんなで8時30頃になり、全開!!
いよいよ、出産です。
朝の微妙な時間帯、先生の到着が間に合わず、会陰切開もせずに助産師さんのみで分娩開始「力んでお尻の方に力入れて」「下向くように」「足は踏ん張って」「手は引いてー」「目は開いていてー」などいろいろな指示が飛んできます。
意外と冷静な私は、本当に言われた通りにやっていました。
「はい、今は力抜いて〜楽にしててー」などをやって、3回力んだ時に赤ちゃんが出てきましたーー
全開になってから10分くらいで産まれてしまい、助産師さんもびっくり!!
無事産まれました〜
が、最後、間隔が短くなり過ぎて、赤ちゃんに十分酸素を届けられなかったみたいで酸素濃度が低く、写真撮影後、すぐに保育器に入れられてしまいました。。。
大丈夫かな?と不安になりながらも、助産師さんが、大丈夫だよ〜と言ってくれたので、安心して出産を無事終えることができました。
なんて、命懸けで、体力勝負なんだ。旦那もクタクタでした。
3,470グラム、ガッツ石松似の可愛い女の子が産まれました♪
産まれてきてくれてありがとう!
出産を終えて
まず、最初の痛みはその通り陣痛だと思います。ただ、痛みの強さは10倍くらいになります。不安にさせて申し訳ありませんが、私の感覚ではこんな感じでした。
私は途中、痛い痛いと何度も言っていました。どうやら、それがよくなかったみたいで、なかなかお産が進みませんでした。
どんなに痛くても、痛いと言っている暇はなく、酸素をお腹に届けるイメージをして、深呼吸をしてリラックスしていないと進まなかったみたいです。
反省反省〜
2人目の出産
初めての出産から約2年後またまた出産する事になりました。
出産予定日の朝、みんなで朝ごはんを食べていたらお腹からポーンと何かが弾ける音がしました
なんだ?と思ったけど、これは多分破水だ!!
となり、破水したら病院に連絡する事になっていたので破水がよく分かっていなかった私は、「これは本当に破水なのか?」「動く度に少しずつ何か出てる気がする?」「下の方では無かったからそんなにドバッと出る感じじゃないのか?」と自問自答を繰り返しながら、とりあえず、産まれた後の写真撮影に備えて化粧を開始しました。
旦那に、「なんで今から出産するのに化粧してるの?」とつっこまれながら化粧していました。
そんなこんなで、病院に連絡したら、「すぐ来てください!」
朝の9時頃、病院へ向かいました。着いて、破水して羊水なのかどうかの検査をしてもらいました。リトマス紙みたいなので「青く変わったら羊水ね」。無事、青くなりました!!
病院着いた頃にはなんとなく少し痛みが出てきていたが、1度経験しているからこんなもんじゃないと分かっていたので、痛いけど旦那とお喋りしながら楽しく過ごしていました。
だんだん痛みが強くなり、喋れないくらいになって、1時間くらい経ったら私が震え出して、旦那がさすがに助産師さんを呼んでみると子宮口が10センチになってました。
そこから助産師さんも大慌て!もちろん先生は間に合わず、あれよあれよと言う間に3回くらい力んだら出てきてしまいました!
1度経験しているからか、助産師さんの言われた通りにこなしたおかげで
会陰切開なし、縫合なし
無事2人目を出産することができました
病院着いてから、3時間後には産まれていました
でも、痛みに耐えて時間はたぶん1時間くらいだったかと思います
3,230グラムの長女はガッツ石松似でしたが、お猿寄りかな?可愛い女の子♪
2人目も無事に産まれてきてくれてありがとう!
2人目出産を終えて
1人目の経験があったため、痛いけどこんなもんじゃ無いと言い聞かせ、旦那とお話ししながらリラックスしていたのもあり、進むのがかなり速かったみたです。
1人目あんなに苦労したのに、「この違いはなんだ?」と思いながら、一切縫合もしていないので身体への負担も少なく、産後も楽チンで過ごすことができました♪
3人目出産
少し間が空いてしまい、なんとなく不安がありました。その不安は的中し、陣痛からはじまりましたが
陣痛の強さが、弱かったり、強かったりでなかなか進みませんでした。イメージは2人目出産した時みたいに、正味1時間くらい我慢したら全開になって、3回くらい力んだらスポン!!
だったのですが、、、
現実はそんなに甘くなく、病院着いてから結局5時間後に産まれました〜
痛いとは1度も言わず、呼吸を頑張ったのですが入院したのが夜中の1時頃だったのもあり、途中眠くなったしまい陣痛そっちのけで、寝ちゃったりして進みが遅かったです・・・
マイペースな3番目なんだろうなぁ〜とか思ったりして、なんだかんだ痛みに耐えていると、全開になり、そこからは3回くらい力んで〜
無事元気な女の子が産まれました♪
3人目も無事生まれて来てくれてありがとう!
3人出産してみての感想
まずは、みんな無事に生まれて来てくれて、私も何事もなく無事でとても運がよかったです。と、言うのも私は出産の大変だった話しをよく聞いていたので、少しでも不安を取り除くために骨盤矯正を3人とも行っていました!
このおかげで子宮口全開になってから、すんなり産まれてきてくれました。
助産師さんと関わる機会があり、最近の人は昔と生活様式が変わり、出産しにくい、いわゆる難産になる骨盤の人が多く、出産しにくくなっていると聞きました。
私は生理不順だったり、生理痛も重い方だったので、妊娠はすんなり出来ないんではないかなぁと思っていました。しかし、骨盤矯正を定期的に行うようになり、生理不順も少しずつ改善され、なんと言っても生理痛が軽減されたのでうれしいです。
おまけに妊活とかもせず(骨盤矯正が自然と妊活だったかも?)自然と妊娠することが出来ました!
妊娠中も腰痛や恥骨痛がなく快適に過ごしていて、出産時も会陰切開することなく、2人目と3人目は縫合する事もなかったです。
産後も快適に過ごすことができました♪
まとめ
3人出産しましたが同じ出産過程は無い
出産は呼吸と骨盤が大事!!
痛いと叫ぶと進みが遅く、全然降りて来ない
呼吸を意識して、お腹に息を送り込む事に必死になれば
痛いと言っている暇はなく、いつの間にか子宮口全開
リラックスしないとお産は進まない
そして、骨盤が1番重要!!
骨盤が歪んでいると回旋異常や、歪んでいる所に引っかかって
なかなか降りてこれない、進まない
子宮口が全開になって、いくら力んでも出てこれない
陣痛だけが何度も襲ってくる事態に・・・
骨盤が歪んでいると、出産もしにくく、お腹の中での居心地も悪い
難産になりやすい・・・
現代は家事なども楽に出来ることが増え、昔と生活様式が変わってきたので
どうしても骨盤がしっかりしおらず、難産になりやすい骨盤が増えてきている
出産直前まで骨盤矯正をしておく事が重要!!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てたらなと思います。みんな痛みに耐えているので、あなたもきっと大丈夫です。
もうすぐで、可愛い赤ちゃんに会えますよ♪
コメント